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こんにちは池田です。
今回は『運動・スポーツ時の意識と無意識』についてのお話。
脳科学では、人の行動や思考の大部分は無意識でおこなわれているとされており、自分で意識している部分は約1〜3%程度、無意識は約97〜99%を占めると言われています。
この無意識の部分、習慣的な行動や感情的な反応などがこの領域に分類され、潜在意識とも呼ばれます。
自分で意識している部分のメモリーが少ないということは、スポーツなどの様に目まぐるしく状況が変化する中では、潜在意識でおこなえる行動や思考を増やしていく必要があります。
意識的にコントロールしていた動作を、無意識に実行できるようになるための練習に反復練習が挙げられます。
これは脳が動作を自動化して、小脳や基底核などの脳部位が動作をプログラム化するためです。
ミドルキックなどのように、始めは上手におこなえなかった複雑な動作でも、経過とともに意識せずにスムーズに繰り返せる様になるのは、この自動化のおかげです。
苦手に感じている事こそ、反復練習をして無意識でおこなえる様にトレーニングしてみましょう。
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